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イノチの文明 [ミキキ鍛錬塾]

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イノチの文明

 地球という小さな惑星の上で、自然を消費する生き物は人類以外には存在しない。
消費とは、もとにあったものがなくなることであるが、人類以外の生命現象は決して消費はしない。なぜなら人類以外には観念的欲望を抱く、いわゆる自我の存在が確認できないからである。

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イノチの文明

 地球という小さな惑星の上で、自然を消費する生き物は人類以外には存在しない。
消費とは、もとにあったものがなくなることであるが、人類以外の生命現象は決して消費はしない。なぜなら人類以外には観念的欲望を抱く、いわゆる自我の存在が確認できないからである。

 現存の地球環境における自然消費は、我々人類のみによって日常化している。人類のみが過剰な自然消費者となる原因の究明は、人類全体の存亡問題としてのみならず、地球環境全体の問題であり、このことの究明なくして人類の生存を保障し得る文明の構築は望むすべがない。

  そもそもわれわれ人類の経済活動を行う目的が、生命活動保持にあることは当然のことではあるが、現況の経済活動をそのまま維持発展させようとすれば、人類 全体の生命基盤でもある地球環境の保全は不可能となる。とすれば、本来経済活動の目的たる生命活動の維持自体が不可能となる事は自明の理であり、我々人類 も地球生命の一員としての自覚認識のもとに、この問題に真剣に取り組む必要があると考えるべきであろう。

生きるということは、自分達だけが今だけ食えればよいのでは決してない。イノチは、過去の永遠と、未来の永遠のはざまにあり、その本質は、形をかえながら生き続けることにある。
我々がカラダと呼ぶものはモノであり、イノチの本質ではない。イノチは環境にある物質に働きかけ様々な環境に適応した形態を相似象的に発生させるヒビキ(生命波動)である。
地球上のあらゆる生命現象を発生させる基底波動のヌシは地球自身であり、我が国の上古代語ではこれをチタマともいう。チタマとはチのタマりしモノ、チはチカラの本質の連続性をあらわす。タマとはタたれたマの意を表し、単独に独立した時空間を意味する。
時 空間の発生はトキトコロノハシマリという。トキとはトしたキという思念で、トは統合あるいは重合を意味し、キとは生命力と呼ばれるあらゆる波動成分を意味 する。すなはちトキとは、複数の生命波動の重合と、それによって発生する、あらゆる物質現象の状態遷移をもたらす時間量を表すヒビキである。
トコ ロとはトしたコロという思念で、トは前例のとうり、コロのコは細かいコなれたといった思念で、生命質を発生するする空間量の基底状態を表し、ロはろうろう と流れ行くさま、すなはち変遷流転の状態を抽象したヒビキであり、トコロ、つまり、物質現象を連続的に発生させる空間量を表すヒビキとなる。

こ のように我が国の上古代語の基底思念には人類としての直観という物理的 感受により、その感受に基づいた48種の表音と表象による、他民族に類例なき直観物理の微細な抽象がなされている。これらの表象はカタカムナと呼ばれてお り人類の到達し得た、自然現象としての客観的自己認識の原点として、イノチの文明といえる内容なのである。
 
 

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